"べトナム"訪問レポートA「ホーチミン市内探索」

国際食品展示会の取材を終えると、ホーチミンの街を探索しながら次の目的地であるビテクスコ フィナンシャル タワーへ向かいました。

「べトナム訪問レポート」画像バイク大国「ベトナム」

「べトナム訪問レポート」画像街中には信号なんてほとんどありません!

「べトナム訪問レポート」画像ガソリンスタンドはバイクの給油で大行列

ビテクスコ フィナンシャル タワー(Bitexco Financial Tower)到着

ビテクスコ フィナンシャル タワーは地上68階、地下6階建てのオフィスビルで2011年に完成しました。
高さ265.5メートルの超高層ビルはホーチミンで1番高く、目まぐるしく発展を遂げているベトナム全体でも2番目(1番目はハノイのランドマークタワー)の高さを誇ります。
そんなビテクスコ フィナンシャル タワーですが、CNNが発表した「世界の偉大な超高層ビル20」では、ペトロナス・ツインタワー(マレーシア)やブルジュ・ハリファ(ドバイ)を抑えて、堂々の第5位にランクインされており、海外でもとても高く評価されています。

「べトナム訪問レポート」画像ビテクスコ フィナンシャル
タワー

「べトナム訪問レポート」画像横には5階分の商業棟

「べトナム訪問レポート」画像スカイデッキへの入口

しかしなぜここに取材に来たかというと、このビル、実は韓国の企業である現代建設が施工しているんです。 日本ではあまり知られていませんが、ここベトナムで様々な韓国企業が活躍していると聞き、その中でも有名な現代建設が施工したこのタワーを一目見ようと足を運びました。
実際に目にしたこのタワーは、周囲の何よりも抜きんでて高く、またデザインでもほかに例を見ないユニークさを誇っていました。

展望台より

「ハノイが見えるのでは…」と思うほど高いこの展望台。周りにはほかにも建築中の建物がたくさんあり、ベトナムはこれから更に近代化が進むのだろうと感じました。

「べトナム訪問レポート」画像展望台「サイゴン・スカイデッキ」

「べトナム訪問レポート」画像49階からみたベトナムの景色

「べトナム訪問レポート」画像ほかにも高い建物を建築中

ホーチミン市のあるベトナム南部はインドシナ半島の東南端にあり、地理的な特徴としては平坦で山はほぼありません。メコン川の河口付近の川では勾配が少なく、ほとんど流れてない様子がこの展望台から見ることができます。

「べトナム訪問レポート」画像流れがないから不思議な形

「べトナム訪問レポート」画像え!?ぐるっと回って一周?

ホーチミンを360°堪能し、50階にあるカフェでひと休み。この日の予定が一段落つき、もう少し市内を探索しようということになりました。そんな時、たまたま目についた1区画分を覆った大きな屋根。地図を見るとどうやら市場のようです。

「べトナム訪問レポート」画像スカイデッキのカフェでほっとひと息

「べトナム訪問レポート」画像次はあそこに行ってみようかな

取材班、ベトナム市内を探索する

タワーを降りて取材班が向かった先は、先ほど展望台から見えた「ベンタイン市場」。ここもベトナムでは観光名所として有名で、いろんなガイドブックに載っています。
信号のない交差点、バイクの波を避けながら渡り、市場の中へ進んでいきました。日本人観光客も多いらしく、歩いていると日本語で「安イヨ!見テッテ!」「社長サン!」と続々と声をかけられなかなか進めません。中には手をつかんでお店に引っぱり込もうとする陽気な店員さんにお土産に最適な食品や衣料品、雑貨までいろいろと紹介してもらい、熱気あふれる市場を満喫することができました。

「べトナム訪問レポート」画像観光名所のひとつ「ベンタイン市場」

「べトナム訪問レポート」画像南国ならではのフルーツがいっぱい

「べトナム訪問レポート」画像「オニイサン!見テッテー」

おまけ

「べトナム訪問レポート」画像

下町チックなこの写真は先ほど紹介したビテクスコ フィナンシャル タワーのすぐ脇の道です。
飛躍的に発展を遂げているベトナムですが、都会的な建物の近くでも、1本脇道に入ると、まだこんな景色があります。

「べトナム訪問レポート」画像

ベンタイン市場の前で変わった乗り物を見かけました。
現地の人に聞いてみると、ユニークな形をしたこの乗り物はベトナム名物の「シクロ」という、人力車の自転車版のようなものだそうです。都市部では観光客相手の乗り物となっていますが、旅行専門誌ではトラブルが多く評判は良くないとのこと。…ご注意を。

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