キムチの歴史

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1300年の歴史を持つキムチ

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人類は農耕生活を始め穀物が主食になるにつれて、栄養のバランスのため、ビタミンとミネラルの豊富な野菜を食べるようになりました。そして、野菜の生産が難しかった寒い冬にも食べられるように塩漬けという貯蔵方法が自然発生的に開発されました。韓国ではすでに7世紀から塩漬けとして「キムチ」の歴史が始まっています。

唐辛子を使ったキムチの誕生

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初期のキムチは単純に野菜の塩漬けに過ぎませんでしたが、12世紀頃からは、各種の香辛菜類が加わって独特のキムチの味を出すようになリ、16世紀に韓国に伝来した唐辛子が、18世紀頃からはキムチ作りに本格的に使われるようになりました。特に、19世紀にはキムジャンキムチ(冬場のキムチ)作りに適した結球白菜の栽培が普及して、現在の典型的な韓国キムチの姿を整えるようになりました。

キムチという言葉の由来は?

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キムチという言葉の起源は、「野菜の塩漬け」を意味する「沈菜(チムチェ)」が長い年月が経つ内に、沈菜(チムチェ)→ヂムチェ→キムチェ→キムチの形に変わりながら、「キムチ」として定着したと言われています。

なぜ韓国でキムチが発達したのでしょうか?

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世界的にも野菜を利用する発酵食品の例はあまリ多くありません。韓国でキムチとして発酵食品が発達したのは、農耕中心の昔の韓国人が、野菜を好んで食べていたことや、また水産物の塩漬技術にも優れていたので、それが薬味として幅広く用いられていたこと、特にキムチ作り用の結球白菜が広く栽培・普及されるようになったことなどが挙げられます。