2007年4月21日、弊社契約工場である西安東農協・豊山キムチ工場が、韓国食品医薬品安全庁のHACCP適用業者として認定されました。
HACCPは、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録(モニタリング)します。そのため、異常が認められた場合、すぐに対策を取り、解決するので、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステムです。1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理方式でもあります。現在この方式は、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である、食品規格(Codex)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際基準です。
今回、弊社契約工場がHACCPの認定を受けたということは、豊山工場で生産されるキムチが品質はもちろんのこと、安全面においてもその水準が認められたということです。チョン・スホ西安東農協専務は「消費者は農協キムチが100%韓国産原料のみで作られていることに対して大きな信頼感を寄せている。HACCPの認定を受けたことにより、更に安全性までが確実に認められ、韓国農協キムチの信頼性はますます大きくなるだろう。」と語っています(2007年5月18日付韓国農民新聞より抜粋)。
この度のHACCP認定を契機として、韓国農協は安心して召しあがれるキムチをお客様にお届けできるよう、さらなる品質管理面での飛躍を誓っております。今後も、御贔屓いただけますよう心よりお願い申し上げます。