韓国では地下鉄やバスで、年配の方が乗ってきた瞬間に席を譲る若者たちをよく見かけます。日本では、寝たフリをはじめたり、席を譲ろうかどうしようかと悩んだりする人が、まだまだ多いのですが、韓国の若者のたちは当然のように席から立ち上がります。
また、地下鉄やバスの中で、座っている人が目の前に立っている見知らぬ人の荷物を持ってあげるというのも、よく見られます。ちょっと親切すぎる気がしますが、韓国ならではの心温まる習慣です。
韓国人は、挨拶として「ごはんは食べましたか?(パブ モゴッソヨ?)」という言葉を使います。
本当に食事をしたのかを問う意味ではなく、相手の方の心身に気を配った挨拶のひとつで、
戦時の食糧難の時代に、同胞を気遣う意味で使われたといわれています。
食事の時間帯に、ある程度親しい関係の方に使います。
韓国の方は私たち外国人が韓国語を話すと、とても喜んでくれます。
「アンニョンハセヨ(こんにちは)」の後に、是非この挨拶言葉を使ってみてください。